ミニコンサートに向けて 連弾

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

西尾教室では今年はミニコンサート形式での発表会を
冬に予定しています。

夏休み前にソロの曲の練習は始まっていますが、
今回は以前から取り組んでみたかった生徒同士の連弾を
行う事にしました。

みんなの意見を聞きながら選曲をして
9月に入ったころから少しづつ練習を進めています。

姉妹で取り組むYちゃんとHちゃんは
さっそく最初の1ページを練習してきてくれました。

今まではお家で練習していても、今まではソロだったので
二人で練習するのが新鮮だったようで、
出だしはとっても順調です♪

そして、小5のY君も

さっそく連弾の曲を渡した翌週。

うちでもやってみたんだけど、ぜんぜんわからなかったーー

といいながらも、お家で楽譜を見てきてくれました。
普段なら一緒に分析してから始めるのに、積極的です♪

連弾の楽譜の形はいろいろあります。
プリモとセコンドが左右のページごとに分けて記譜されていたり、
大譜表が2つ、2人が弾くところが縦に一緒に並んでいるものもあります。

彼のは2段並んでいる形式。
そして、大譜表も右手左手どちらもヘ音記号。

これをまずきちんと把握しておかないと何をどうしていいのか
わかりません。

よーく見てもらって、調や拍子の確認もします。

そこで疑問が

「あれ?楽譜って本番も見ていいの?」

見てもいいけど、2人で弾くから置くのはどっちかの楽譜だけだね

えー!僕のを使ってほしいなぁ~。

自分の楽譜にはいろいろ書き込みなどがあるから、
それを見たいとのこと。

うーん、一緒に弾くCちゃん(小3)と相談だなぁ~。
Y君の方がお兄さんだし、本番までには見なくても
弾けるようになってた方がかっこよくない?

ええ~~。どうかなぁ。できるかなぁ~。

まだしばらく時間はあるから、そこらへんも
考えて早く仕上がるようにがんばろうね!

とそんな風に、発破をかけました。

そして、その後のCちゃんのレッスンでその話をしたところ

え、いいよ。
私ちゃんと覚えるから。

そんな風にいえちゃうCちゃんがカッコいいのですが、
Y君にも、先輩としての威厳を見せて
本番までがんばってほしいものです。

一人のソロは自分一人の責任。

でも、連弾は相手がいて始めて成り立つもの。

音楽的に、人としてもお互いの音、存在を意識して
本番に向けて頑張れるように、

ソロとは違い、相手の音と重なることで生まれる
音楽の楽しさを味わってもらえるよう
本番まで指導していきます。

そして、連弾でどんな化学反応が起きるのか
何より私が一番ワクワクしています。


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