パワーー!(注入)

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。


今週はコロナ禍でずっとお世話になっている
井上先生のピアノアドベンチャーのオンライン勉強会に参加しました。

今回の勉強会は、全国のアドベンチャーを使ってレッスンされている
先生方と、「三人寄れば文殊の知恵」ならぬ、

みんなでアイデア出し合って、自分のレッスンを高めていこう!

の会。

と思っております。

以前、人は習ったようにしか習わないと書きましたが、
それだけでは、令和を生きるいまの子どもたちには合わないこともある。

社会は常に変化し、技術はどんどん進歩しています。
インターネットや、ITをうまく取り入れながら子どもたちが
より楽しく、深く音楽について学んでいけるように

講師である私も、いろんな先生方のアイデアを参考にさせていただいたり、
自分のレッスンでの工夫を発表したりしながら
この会でもっと成長して行きたいと思います。

第1回目は自分の発表の提出は間に合わなくて聴講のみとなりましたが
どの先生のお話も参考なることが山ほど!
試してみたいことがたくさんありました。

なによりレッスンへ向かうパワーをたっぷり注入された2時間でした。

ピアノ

学んだことをすぐに、今度は別の人に「教える」
学びの定着率がぐっと上がるのは、この「誰かに伝える」
事だそうですよ。

子どもたちのレッスンの時にも似たようなこと、していますよ。

例えば、先生の弾いたメロディーを聴いて
同じように真似っこして弾く。

指を思い通りに使う練習だけではなく
聴いたものをそのまま再現できるかの聴音のエクササイズでもありますが

たくさんやった後には、今度は先生役になってもらい、
子どもたちに好きなフレーズを一つ弾いてもらい、
先生がそれを真似っこして弾きます。

先生がちゃんと自分が弾いたのと同じように
弾いたか、確認することが必要です。

ということは
自分が弾いたメロディーも覚えておかなければならないし、
先生がきちんとあっていたか
耳で聴いて確認もしなければなりません。

先生からの問題を解くだけでなく
先生役をするというのは
1石3鳥も4鳥もあるとてもいい活動なんです。

そして、なにより素敵なことは

この「先生役をする」

という事は、子どもたちにとっては

わくわく、どきどきする

楽しい活動ということなんです!

楽しい事だから、何度もしたくなっちゃいますし、
色々考えて難しいフレーズを作ってくれたりもします。

先生の出した問題は、5音くらいしか使ってないのに
先生役を頼んだら、いきなり10音以上で
先生(生徒役)が覚えきれなくて焦ることも多々あり(笑)

そんなわけで、この勉強会もとてもわくわくしているのですが

この「誰かに伝える」というのは、
お家の練習の時にも使うと便利なツールでもあります。

練習した?
今日はまだ弾いてないんじゃないの??
止まってばかりだけど、わかってるの??

なんて、つい言ってしまいたくなりますが

この前先生の所で弾いた曲丸になったのはあるの?
聴いて見たいなぁ~~。

この曲のここの記号ってなに??
どうしたらいいの??

楽しそうな曲だね!お母さんも歌いたいから
弾いてくれない?

などなど、お子さんが保護者の皆さんに

「教えてあげる」

シチュエーションを作ってみるのはいかがでしょうか??

きっと初めは、

え?何言ってるの?
とか、やだ~とか言われることもあるかもしれませんが、

自分の頑張っている事にお父さんやお母さんが興味を持ってもらえることって

子どもたちにとってはとっても嬉しい事だと思うんです。

でも、「宿題やった?」

みたいに、内容について全く触れてないような声かけでは

うまく伝わらないと思うんですよね。

ぜひ、お子さんたちが今頑張っているところ、曲、などなど
具体的にお話を聞いてみてくださいね!

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