こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。
長くなってしまった前回の続きです。
前回の投稿にはこんな写真を付けました。
教室の中も外も少しづつクリスマス仕様にしています。
これは何年か前にカルディで買った積み木。
ハロウィンのぐらぐら猫ちゃんも意外に難しかったですが、
このサンタ積み木も結構てこづって、それが楽しいですね。
さて、曲を仕上げるためには片手奏、両手奏と
進むうえでしっかり土台を作っていくことが大事だという
お話を前回致しました。
まさに、この積み木のようなものです。
一番下の3人がきちんとした場所で、向きで並んでいなければ
2段目が載せられないし、ということは3段目なんてなおさら
積み上げることはできないのです。
とても簡単なような、一番最初をしっかり丁寧に
積み上げることが、最後まできれいに積み上げる早道なのです。
大急ぎで土台を作っても、上が崩れてしまったら
結局やり直さないといけないのは
ピアノもおなじだなぁ~と思いながら、積んで
は実はいなかったのですが💦
この記事を書く時にふと撮った写真をみて、
おんなじだ~~!!
と気が付いたわけなのです(笑)
為になりそうな、ならなさそうな終わり方ですみません。
と、横にそれましたが、
前回の生徒さんがまだできていなかったことは、
この土台がまだ不完全だったという事です。
片手奏ができて、次の両手奏へと進んではいたとしても、
まだ両手奏がおぼつかない。
でも、練習をがんばってくれて
片手と両手を行ったり来たりしながら、その日はうまく
両手で弾けたとします。
両手でうまく弾けた達成感がありますね!
でも、
次の日の練習で
両手奏から始めたら、昨日のあの達成感のある
うまく弾けた感じで、弾くことはできるでしょうか??
答えはたぶんNOです。
前日の練習量によっては、できる事もあるかもしれませんが
それでも、
やっぱり、新たな日に練習をはじめるとしたら
いきなり両手から始めるのは、NGだと思います。
人間一晩寝たらいろんなことを忘れます。
指や身体だって同じだと思います。
でも、何度も繰り返しやってきたことは最初は忘れていたとしても、
すぐに思い出してくれます。
そうです。
片手奏ならすぐに思い出してくれるんです。
そして、右手も左手も何をしていたのかしっかり思い出させてあげた
その後に、両手奏に再度チャレンジです。
この時も、初めはゆっくり確認するように。
どこか右手と左手がぎこちなく動くところはありませんか??
勢いだけで弾いてしまった部分はちょっと怪しいですね。
そんなところは、今回はうまくいったとしたとしても
まだまだ不安定。
一度止まって、何度も部分練習してみましょう!
勢いではなく、弾けるようになったら、部分練習する範囲を
少し前から、少し後ろまで
とちょっとずつ長い部分にして弾いてみましょうね。
きっとうまく弾けるようになりますよ。
そして、そこまでできたら、
後は止まらず、最後まで弾いてみましょうね!
自分の鳴らしている音をよ~~く聴きながら、です。
このすてきな曲をどんなふうに弾いていきたいかな?
どんな物語がある曲なのかな?
ここが
曲を深めていくスタートラインです。
あなただけの曲を紡いでいってくださいね。
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