こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。
今日はピアノのお話です。
小さな子どもたちがピアノを習い始める導入期。
初めは音符やリズム、ドレミなど音楽に欠かせないルールを
学ぶことが中心となりますが、
いざ!ピアノを弾きましょう!
といった時に、よく指導で悩むのが指の形、手の形など
ピアノをどう弾かせるか
という事です。
もちろん、導入期のテキストにはどうやって身に着けていけばいいのか
という指導法や進め方は書かれていますし、
私たち講師も、自分の経験や方法論などを基に
子どもたちに伝えていっています。
特に就学前の子どもたちは体のあらゆるところが発達の途中。
そんな成長途中の子どもたちに、よりよい方法はないかな~?
と日頃から試行錯誤します。
そして、講師も講習会などで学び、研究しながらレッスンを行っています。
その中でいろんな教具をつかったりもしていますが、
以前からいろんな先生が使っていらして
私も作ってみようかなぁ~と思っていたものを
この秋はじめて導入してみました。
昔から通っている手芸屋さんで、
まとめて特価で売っていました!
いろんなものを作った残りの短い紐たち。
この長さが教具にはぴったりでした!
いろんな色の袋止め?の丸いビーズを買って、
みんなに好きな色を選んでもらいましたよ。
そして、まだ右左がしっかりわからない小さな子たちには、
ピンクと水色の2色使いのものを。
テキストでも赤(ピンク)は右手、青(水色)は左手
と色分けしたりしているので、統一しました。
いろんな場面で、みぎ、ひだりを考えて使えると
覚えるのも早くなりそうです。
教室の全員と使ってみました。
さらっとできる子、1と4や1と5で苦戦する子。
右手はいいけど左手の方がすぐに落ちてしまう子。
やってみると、
どこに力をかけているのか。
指先がどんな形になっているのか。
がよくわかりますね。
そして、教具を使ったのと同じ感覚で鍵盤に向かうと
おお!
今までで一番いい反応です♪
100回口で言うより、
身体を使って感じてみる。
これが一番だということ、こんな場面でも実感しました。
特に少し大きな子たちには、5番の指の第一関節の使い方に
意識が向くようになってとても効果的でした。
オクターブや、和音などが出てくる曲を弾くようになる時に
小指の使い方はとても大切です。
お家でも、弾く前に必ず使ってね。
といってプレゼントしました。
さてさて、これでみんなの指の形が安定して、
良い筋肉が付いてくるかな?
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