日頃より教室の運営に温かいご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございます。
さて、本日は「米国ギルドピアノ検定試験」についてご案内いたします。
この検定は、アメリカのピアノ指導者による非営利団体 American College of Musicians(ACM)が
主催しているピアノの技能検定試験です。
アメリカ国内をはじめ、ヨーロッパやアジアでも広く実施されており、
日本では2017年より始まりました。
米国ギルドピアノ検定試験 日本支部のサイトはこちら
私がこの検定を教室で取り入れてみたいと思った理由はいくつかあります。
①課題曲がなく、自由に曲を選べる
お子さま一人ひとりのレベルや個性に合わせて選曲ができ、曲数も自由に決められます。
今使っているテキストの曲ももちろん選べます。
はじめてのピアノアドベンチャーAから大丈夫です!
複数曲を選ぶ場合には、音楽の時代区分(バロック、古典、ロマン、近現代)の
異なる曲を選びます。
この点に関しては、受験される皆さんと一緒に相談しながら曲は決めていきたいと
思いますのでご安心ください。基本は今習っているテキストの中から選んでもらいます。
試験が7月なので、すでに合格した曲や少し先の曲までが候補です。
基本は暗譜(楽譜を見ないで弾く)での演奏です。
難しいと思うかもしれませんが、柔軟な子どもたちはたくさん練習した曲は
覚えるのはさほど難しくないようです。
(大人になるとなかなかこれが大変なのですが・・)
どうしても難しいという場合は、楽譜を見て受験できる部門もありますので
そちらで受けてもらうこともできます。
(そのことで評価やレベルが落ちるということはありません)
②評価ポイントは50項目!
減点方式だけでなく、良かったところやこれから伸ばしていくと良い点を
細かく評価していただけます。自分の強みや課題がはっきりすることで、
その後のレッスンの目標も明確になり、大きな励みになります。
③合格証明書は、受賞歴として受験にも使える!
受験したクラスが明記された証明書をいただくことができます。
日本の大手の音楽教室を展開しているYAMAHAやカワイのグレード試験は会場まで
いって受験しますが、ギルド検定は一定の参加者の人数がいれば教室を会場にできるので、
アメリカより試験官の先生をいつもの教室にお招きして受けることができます。
そして、英検や漢検のように取得級を書くだけでなく、合格すると受賞という形にもなるので、
級の保持と、受賞歴のどちらも書くことができます。
また当日試験の運営のお手伝いをしていただくと、「社会奉仕」という項目にも
行った活動として書くことができるそうです。
④当日受験できない場合の動画審査あり
事情がある場合(受験日に都合合わない等)は事前に撮影した動画での受験も可能です。
あらかじめ撮っておいた動画を当日試験官の先生に見てもらい審査してもらえます。
なお、導入にあたり以前よりギルド検定を採用されている先生方にもお話を伺いました。
海外の試験官の先生と一対一での対面受験であることや、
評価レポートの内容についてなど、いくつか質問もさせていただきましたが、
どの先生からもとても前向きなお返事をいただいております。
大人が思っている以上に、子どもたちは柔軟に対応できるようですので、
その点はあまりご心配いらないかと思います。
また、初めての先生と対面することが難しい場合には、
動画での審査という形を選ぶこともできます。
【実施日】
夏休みに入った7月24日を予定しています。
試験官の先生が来日し全国を回られるため、正式な日程は改めてお知らせいたします。
【参加費について】
受験レベルや曲数によって異なります。
本部への支払いがドル建てのため、基本は17000円とさせていただきます。
もし、大幅な円高に進み、金額が大きく変わる場合は返金させていただきたいと思います。
発表会と同じように、「誰かの前で演奏する」という経験、
そして「客観的に評価していただく」という機会は、
お子さまにとって大きな成長につながります。
日々の練習がより目標を持ったものになり、自信にもつながっていくことと思います。
未就学のお子さまから大人の方まで、どなたでも受験可能です。
受験に役に立つとお話ししましたが、それはおまけのようなもので、
習い始めから検定を受けることもお勧めします。
ピアノの練習は日々の淡々としたものです。
テキストが進んだ、合格シールが増えていく、など通常のレッスンでも
日々の頑張りが目にみえることはありますが、
試験に向けて1曲に真剣に取り組む時間や、
先生以外の人の客観的な評価がもらえるというのは、
頑張っていることをより実感することができると思います。
発表会と検定と2本立てで行くことはモチベーションもぐっと上がると思います。
正式な申し込みは4月〜5月になりますが、
参加者の人数を把握したいと思います。
今年以降の毎年の恒例行事にしていきたいと思っています。
あまり背伸びせず無理なく今の皆さんの頑張れるレベルで受けてもらい、
それを軸に少しずつ上の級を目指してもらえたらいいなぁと思っています。
参加費がちょっと・・と思われるかもしれませんが、その価値はある試験だと思います。
迷っていらっしゃる方は、もう少し詳しくお話しさせていただきますので、
遠慮なくご連絡くださいね!
どうぞよろしくお願いいたします。


コメント