表出(目に見える形で現れる)

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

体験レッスンの申込の投稿を一番上に表示されるように設定しました。

すっかり書きそびれていましたが、こちらは無料体験レッスンの募集です。
頭ではそう思っていることを当然だと思って書き忘れたり言い忘れたりすること
ありますね。

投稿もこっそり直しておかないと、、、。

おしらせ

豊山教室は絶賛無料体験レッスンの募集をしていますが、
西尾教室では、サークルのメンバーを大募集しています。
おおっぴらに書けませんので、詳細は是非メールフォームにてお問合せください。

今日も、1歳さんのクラスのレッスンを楽しく行いました。

7月ではありますが、毎日といっていいほど雨模様なので、先週も今週も雨の日の活動です。
先週かわいい傘を作ったので、今日はおさんぽの活動で使いました。

お母さんとお散歩をしていると、雨が降ってきます。
濡れないようにさっと傘をさします。
散歩の途中では、カエルさんやカタツムリさんに会えますね。
会ったら一緒にぴょんぴょん、とカエルさんになります。
カタツムリさんとは、カタツムリの歌を一緒にうたいました。

お散歩の途中でお山まできましたよ。
「あめふりくまのこ」を絵本を見ながら歌いました。
(表紙右下の絵です)

童謡絵本と工作 傘

この絵本は数年前に移動古書店さんで買ったのですが、いろんな童謡の歌詞に素敵な挿絵がついている絵本です。
ページをめくらなくても、歌いながら場面が想像できるのがとても気に入っています。

先週は、絵本を見ながら歌っただけなのですが、今日はお散歩の途中です。

カラーボード(大)を並べて、小川ができました!
クマさんのようにみんなで魚はいないかなぁと、覗いてみました。
そして、クマさんと同じようにそっとお水をすくって飲んでみました。

「おいしいね!」とみんなにっこり。

Kちゃんは横で眠っている弟くんにもお水をあげることができました。

「おかあさんもほしいんだって!」と声掛けをし、「ほしいなぁ~」と、
お母さんたちがいうと、なんとおともだちのお母さんへあげてくれました。
「え?おかあさんには?」とおねだりすると何故か照れてしまいます。
かわいいなぁ~~と横目で見ていましたが、何度目かのおねだりでちゃんとおかあさんにもあげることができました。

去年半年間のプレリトミッククラスからきている1歳さんクラスのみんなですが、
コロナのこともあって、体はとても大きくなったなぁと見てわかりましたが、
レッスンではプレの時とあまりまだ変わらないかな、、と思っていました。

ですが、今日はいつもほんわり、おかあさんにくっついていて活動もなんとなく
参加している感じだったMちゃんは、最初から目がキラキラしていました。

コロナ対策にと先週から用意した椅子に自ら座って、さあやるぞ!という感じ。
お散歩のときも普段なら抱っこなのに、お母さんと手をつなぎ、時折こちらをみて
にやっ!と目が光ります。
小川でも一番にお水をすくってくれました。

「!!!」お母さんと思わず目を合わせてびっくり。

「なんだか、今日のMちゃんはつながった感じしますね」
お母さんもこのうれしい成長を感じてくださったようです。
(写真を撮っておけばよかったと、後で大後悔です・・)

ピンクのハート

6月末に子どもたちの発達について馬杉先生のオンラインセミナーを受講しました。
主に支援が必要な子どもたちへ向けてのお話でしたが、それは定型の子にも考えられる
事がたくさんあって、特に0~未就学の子どもたちには顕著なんじゃないかなぁと
思っていました。

セミナーについては書くと長くなりますので、またおいおい(頭の中がまとまったら)こちらでも書きたいと思いますが、今回は少しだけ。

子どもたちが発達していく際には様々な事柄が「現象」として現れます。
何かができるようになったというのは、目に見える形の行動として現れるから成長している。と周りの人間は気が付くことができますよね。

例えば、お名前を呼ばれたら「はーい」と手を挙げてお返事ができるようになりました。
これは、自分のお名前を呼ばれたんだと理解でき、呼ばれたら「はーい」と手を挙げるんだな、と何度も経験していくことで、できるようになります。

経験・体験を積み上げていくと、あるときその事柄ができるようになります。
ですが、このできるようになった時点には「現象として現れてはいる=表出」けれど、その時だけ発達しているわけではないのです。

表出していないときにも、脳の中では活発に経験や体験したことを処理し働いているのです。はたから見れば、何の反応も現れていないときにだって、子どもたちの中ではすばらしい発達が起きているのです。

馬杉先生もおっしゃっていましたが、よくレッスン時に先生が歌ったり声掛けしたり活動したりと様々なアプローチを子どもたちに向けてしても、当の本人たちは完全スルー、なんてことはよくあります。
先生が歌ってる歌なんかより、このかばんの中にあるクレヨンが気になるんです!
とか、本当にざらにあります。

そんな時、私は心の中でちーーんってなりつつ、めげずに誰も聞いちゃいない状態でも、歌ったりお話をしたりうごいたりします。

この時だって、完璧無視しているように見える子どもたちも実はちゃんとリトミックに参加していて、経験・体験をしているのです。

聞いてはいない=不参加

ではないのが、リトミックの不思議なところです。

その場に居さえすればリトミックに参加しているのです。

話がとびましたが、まさにMちゃんはずっと先生の話なんて聞いちゃいない。な感じで来ていたのです。でも、ずっとお母さんは声をかけ続けてくれていました。
そして、今日はずっと体の中で発達していたことがついに表出されました。

今までにも何人もの子どもたちのこんな行動を見てきましたが、何度体験しても素敵な
瞬間です。

そして、今日はお母さんと一緒にこの喜びを分かち合えて本当にうれしいレッスンとなりました。

まとまりのない長い文になってしまってすみません。

来週のレッスンも今から楽しみです。

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