フォルマシオン・ミュジカル

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

朝起きたら、雪が積もっていました!!
昨日生徒さんたちとどうせ寒くなるなら積もればいいのにね~
なんて話していたからでしょうか!

ミクロコスモス教本

そんな雪の日、高田美佐子先生による「はじめてのフォルマシオン・ミュジカル」
のオンラインセミナー第8回講座でした。
(寒いから、早めに暖房付けようって教室へ行ったら、昨日エアコンの電源切り忘れてたみたいでホッカホカでした💦気を付けよう・・・)

夏から始まったこちらのセミナーは今回が最終回。
高田先生やご一緒した先生方との楽しい音楽旅行も最終日となりました。

今回の曲は、バルトーク・ベーラ のミクロコスモス第2巻より「オリエント風に」

セミナーの最初に先生から、バルトーク先生との出会いのお話がありましたが、
私にとってのバルトーク先生との初めましても大学時代でした。

私が音楽大学を目指そうと思ったのは本当に遅くて、
きちんと学び始めたのは高校に入ってからでした。
そしてまじめに3年間がんばらないと受からないと師匠には脅されて(?!)学んでいましたので、
曲の方は必要最低限。楽典は子どもの頃からやっていたとはいえ、
ほぼ右から左に抜けていた状態で、ソルフェージュは壊滅的で基本からという感じでした。
何とか入学はできたので、ピアノは大学の先生につきながら地元の先生にも引き続き師事していました。
そんな時、これやってみようといわれたのがミクロコスモスでした。

ミクロコスモスはバルトーク先生がご自身の次男さんのために書いた子どものための教本です。
全6巻あり、1巻は見た感じは本当に初心者向けですが6巻になると本当にえ?子供向け?
というくらいのレベルです。
(そして、1冊は薄いのに意外にお高くって、ほんとに子供向け?!と思った記憶が・・)

私は今までの音楽生活で3回ほど学びをリセットしたことがあります。
最初は、音大を目指して大学の師匠についたとき、ハノンの弾き方からやり直しました。
習い始めて最初の頃は、ハノンがレッスンの半分くらいを占めていた気がします。
脱力の方法、呼吸の仕方。そんなところをリセットしました。

そして、2回目がこのミクロコスモスとの出会いだったと思います。
1巻の最初は本当にシンプルな両手の音の進行です。

当然初見でも弾けます。

しかし、バルトーク先生は本当によく考えられてこの教本を作っていて、シンプルで簡単そうな
曲も実はいろいろ簡単にはいかないことがちりばめられています。
そして、いままでいかにもクラッシックという曲だけ弾いてきた私にとっては、おお?とか?あれ?
と思えるメロディ、リズム、フレーズがふんだんに出てきます。

この最初のシンプルなメロディーをみて、歌ってみる、リズムを叩いてみる、
左手を弾きながら右手を歌ってみる、反対をする、音型はどうなっている?
フレージングはあってる?ダイナミクスはどうしたらいいの?
と、いろんなエクササイズをしながら1曲づつ取り組んでいきました。
そして、楽典でしか見かけなかったいろんな教会旋法もこのテキストで実際に味わうことが
できました。また、変拍子の曲も沢山あります。
面白い歌詞(民謡から取り入れられてますから)のついている曲もあります。
内容について先生と一緒に突っ込んで笑いあったり、
右手と左手のフレーズがなかなかうまくいかずひーひ言いながら取り組んでいました。
とにかく、学ぶべき音楽の要素が本当に盛りだくさんで、
後半はなかなか進まず、今日見たら6巻の途中で止まっていました。

ミクロコスモスで、私は1音1音をきちんと聴いて演奏することの大切さを改めて学び直しました。
(もう一つはバッハのインベンションでしょうか)
ピアノは鍵盤を押せば音が鳴りますが、音楽的な演奏をと思うとそれではだめですよね。
そして、クラッシックとは少し違う民族的な音楽のすばらしさもバルトーク先生に教わりました。
自分で弾くにはなかなか、大変ではあるのですが💦

リトミックを学び始めたときにも、リズムを体で表現したり、ステップするときには
ああ、バルトーク先生にカノンやいろいろな拍子を教えてもらってよかったなぁ~
と思いました。

今回のセミナーの前にも久しぶりにミクロコスモスの2巻を開いて弾いてみました。
2巻なのに相変わらず、あっと思った時にはすっころんだり・・とかしましたが、
どの曲も本当に楽しい!素敵な曲たちです。
あの頃全力で取り組んできちんとできて丸をもらって次に進んでいたからかな。

思い出に飛んでしまいましたが、そんな思い出いっぱいのミクロコスモスのセミナー。

日本という国とはずいぶん違う、また西欧とも違った民族的な音列や、
この曲の構成をより味わって楽しめるエクササイズを教えていただけて、
このテキストでこどもたちとルーマニアへの音楽の旅がしてみたくなりました。
(そして、ずいぶん前からお気に入りだった「蚊」の歌が、
バルトーク先生によるものと初めて知りました。リトミックでよく歌って活動していたのですが、
日本っぽいメロディーだと思ったらルーマニア産でした!!)
私はもう大きくなってしまってから出会ったバルトーク先生ですが、
きっと、子どもの頃に出会っていたならば、取り組み方、受け取り方は
大きく違ってたのではないかと思います。
フォルマシオン・ミュジカルでいろいろ楽しみながら音楽を読み解いていったら、
もっと楽しくなりそうですね。
(大学生の私も結構楽しみましたが、思い返せば思い通りに動かない自分への苦しみも多かった!!)

音楽教師としてどうあるべきか。
先生の言葉を胸にこれからも、楽しく美しいものを探しに音楽の旅をしていきたいなぁと思いました。
学びは螺旋階段。
私も学生時代とはまた一段違うところで、新たに学びを深めていきたいです。

そして

少しでも私のところに来ている生徒のみなさんにお返ししていきたいです。

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