こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。
10月に豊山教室では秋のリトミックの体験会を行います!
日程をインスタグラムにも載せましたが、
10月9日(土) 15:30~ Step2(2~3歳さん)
16:30~ Step1(1~2歳さん)
10月14,28日(木) 9:30~ プレリトミック(0歳さん)
10:15~ Step1(1~2歳さん)
11:10~ Step2(2~3歳さん)
となります。
この年齢の表記は、その年の4月~3月生まれで年齢を区切っています。
(詳しくは、当教室についてーリトミッククラス のページにあります)
また、西尾教室の方は火曜日の午前に未就園児さんは全クラス行っていますので、
通常レッスン内でいつでも体験レッスンが可能です。
(Step1クラスは残席1組となっています)
10月なので、ハロウィンをテーマにした楽しいレッスンを企画しています。
ご興味のある方は、お問合せページよりご連絡くださいね。
さて、今日は2歳さんのレッスンのお話です。
Kちゃんは、0歳さんのプレリトミックから通っています。
Step1クラスまでは3~4名のにぎやかなクラスでしたが、
お母さまの職場復帰に伴いStep2に上がるときに1人になってしまいました。
1人でもできるけど、ちょっと寂しいし、募集を頑張ろう!!と思っていた時に
元気なHちゃんが体験に来てくれました。
それからこのクラスは、3歳さんになった2人と、二人の1歳になる弟君2人という2組なのに
4人いるにぎやかなクラスとなりました。
当教室は基本的に下の子、上の子が一緒に参加することもオッケーにしています。
(参加比率によってはプラスで参加費をいただく場合もあります)
1歳さんの時にも言いましたが、リトミックはそこにいるだけでも参加している効果が
あります。
特に下のお子さんは、生まれてすぐ上のお子さんのレッスンに来ていると
自分のレッスンになった時にとても、導入がすんなりいきます。
(それはそうですよね!その場にも慣れているし、見聞きしていることを今度は
自分もできるのですから)
自立歩行ができるようになった1歳さん、自分の思うままにあちこちいっぱい
遊びに行きました。
ある日突然、お母さまも私もびっくりするくらいレッスンに積極的に参加する
なんてこともあり、1年間やってきたことが徐々に体の中に染みわたっていたものが
表出されます。
そして迎えた2歳さん。
ご挨拶の歌も、即時反応を楽しむお散歩もとっても上手にできます。
活動の内容も、今まで動物さんに会ってご挨拶しよう!じゃあ変身して遊ぼう!
みたいに飽きさせないようなプログラムで短い時間で、
一つ一つの項目に取り組んでいましたが、
2歳さんは、普段の生活のなかのでき事やお話の世界にどっぷりとつかっています。
今日はどんな動物さんになって遊んでみる?
あ!ほかの動物さんが来たよ?だれかなぁ?誰に変身したい?
選択肢は、今まで1歳さんの頃から活動してきた中にあります。
うさぎさんにもぞうさんにも、ペンギンにもなって遊んだ体験があります。
その中から、今日はどうしたい?の引き出しを開けてもらいます。
そして、引き出しの中身を増やしたいときには、新たな物語が始まります。
絵本を見たり、絵カードをみたり、お話をしたり、、、。
自分の知っていることも一生懸命お話してくれます。
一つの物語のなかで、様々な活動を展開していくようになり始めるのが
2歳さんだなぁと思います。
そして、2歳さんと1歳さんの活動の違いの一つはいろいろな教具を使うことでもあります。
2歳さんは、3語文の獲得へとすすみます。そして、「文字」に親しむ活動もします。
もちろん、まだ平がなを覚えたりするわけではありません。
ものには名前があることは知っています。そこから文字や数、についての経験も
していきます。
何が書いてあるかな?「ねこ」だね。
あ!これはね、ひらがなで「ねこ」って書いてあるよ。
触って読んでみます。
そして、いくつの言葉かな?「1,2」
あ!2こだったんだね~~。
同じ数だけビーズを並べてみます。
数の概念は、1,2,3と言えればわかっているわけではありません。
1つのりんご
2つのことば
3個のビーズ
それだけの もの と 数字 とが合致して初めて数を識るという事です。
(と、専門的な話ではなく、ものすごくざっくりしていてすみません💦)
そして、音楽。
ことばや数をビート(拍)に合わせて手を叩いたり、お指をさしたり、
タイコをたたいてみたり、ステップしてみたり、、、。
様々なアプローチで体験してもらいます。
ちょうど西尾教室では9月はすべてオンラインレッスンとなりました。
いつも使えるタンバリンもボードもスカーフもありません。
1回目のオンラインレッスンの時に、お家にある材料で「スティック」を作ってもらいました。
そして、次のレッスンまでの宿題を出しました。
それは、お家にあるもので、何か素敵な音が出るものをいくつかさがしてきてほしい。
というものでした。
まずは、どんなものがどんな音がするのか少しだけ例を見せました。
そうしたら、次のレッスンの時には
楽しいものがたくさん集まりました!!
箱買いしたおむつが入っていた段ボール(これが最大のものでした)
中身は食べてしまったお菓子の箱 多数
ポップコーンの種が入っている袋(ジッパーで飛出す事なし!)
卵の入ってたプラスティックケース
などなど、、、。
これらを使って、先ほどのモノの名前や数を手やスティックで叩いたり、
音を鳴らしてもらいました。
まずはお菓子の箱!そのあとはポップコーン!!
手を変え品を変えて、何度も楽しめます。
そして、自分で選んだもので遊ぶことって、満足感が得られますし、
自己肯定感を育てていくことにもつながります。
ちょうどイヤイヤ!!とする時期は過ぎている二人ですが、
2,3歳さんはそんな時期ですよね。
できないでしょ!なんでいわれたくない!
なんでも、自分でやりたいの!!!!
だめだめといつも言われると余計に反発しますよね。
いい諭したところで、まだ納得できる年齢ではありません。
でも、日頃のレッスンの時からいろんな場面でどうする?と聞きます。
そして、「もうやりたくない」
といわれれば、その活動はおしまい。
「もっとやりたい!」
と言ってくれれば、最高ですね❤
用意していた予定は変更して、引き続き行います。
レッスンでは子どもたちが主動となるよう心掛けています。
他にも心がけていることの一つに、
レッスンは、ここでしか楽しめないものと、お家に帰ってからも楽しめることを用意する。
という事です。
こどもたちの生活の中でレッスンをしている時間はよくて1週間に50分だけの、
ほんのほんの短い時間です。
この中でたくさんのことを経験してもらいたいですが、どうせなら来ていない
お家にいるとき、保護者の皆さんが何をして遊んだらわからないと、
困ってしまう場面で思い出してやってほしいことなどを入れています。
0、1歳さんでは、手遊び歌や、体を使って触れ合うこと、
(お家に帰ったら、ぜひお父さんにやってもらってくださいね!と
いうこともよくあります)
2歳さんでは、工作でやったことの発展や先ほどの楽器遊びや、ごっこあそびなど。
リトミックでやったことを忘れないでほしいという目論見もありますが、
振返ればあっという間に過ぎ去ってしまう、この貴重な幼児期にお子さんと
楽しい思い出をたくさん作ってほしいなぁと思って取り組んでいます。
なが~~くなってしまいましたが、
2歳さんのレッスンについてお話させていただきました。
この記事を書きながら、レッスンの振り返りをしていました。
書くって大切なことですね。
みなさんに向けて書いていることなのに、
そう!それを目標としてやってきているんだよ!!と改めて自分自身に言われている
ような気分になってきました。
もともとがぐーたらな人間なので、ハードルがないとつい楽な方へと向かってしまいます。
でも、こうして書く機会があってよかったです。
0~2歳は、本当に掛けがえのない貴重な時間です。
こどもたちにとっても、それを見守る保護者の方にとってもです。
もちろん、いつから始めても遅いということはありません。
でも、どうせやるなら、気になるなぁ~と思った今がチャンスです。
どんな楽しいことがまっているのかな?
どんな姿が見れるのかな?
ワクワクした気分で扉を叩いていただけると嬉しいです。
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