先生の学び

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

6月になりました!!

5月はGWもあり、なかなかに忙しく楽しい月でしたが、
ブログ書くだけ書いて更新することをすっかり忘れておりました💦

時系列が前後しますが、またちょこちょこ載せていきますね。

5月には、いくつかのリトミック研修会に行ってまいりました。

GW明けには浜松でのダルクローズリトミックの先生方による濃ーい研修会、
そして翌週は所属していますリトミック研究センターの研修会に行ってきました!

春期と夏期とある研修会、年々あれ?もう春期の季節??
って思えるくらい日々が過ぎるのが早く感じます(笑)

今回はゆうこ先生による

「基本に立ち戻る」

という内容でした。

リトミックの基本は「歩くこと」

人間ハイハイの時期を過ぎたら基本誰もが歩き出します。

でも、リトミックでの歩く=ステップは、音楽と共にあり音楽を表現するものです。

歩くことで、音価の違い(四分音符、二分音符など)を表現し、
そこからリズムにも発展します。

音価やリズムだけでなく、重さ、軽さなど様々なニュアンスの違いも表現できますね。

色々なものが表現できる「歩く」ですが、
その為の土台になっているのは、「ビート」です。

その音楽の根底に流れるビートを感じ取り、そのビートで歩く。

あ!!これって先週浜松で学んだことだ!
とつながりました。

音楽が耳を通して脳に伝わり、感じる中で歩く経験をたくさんすることで
ビート感が血肉になり、土台になっていく。

まだ歩くことができない赤ちゃんの頃から、お母さんにだっこされ
一緒に音楽のビートをお母さんが歩く振動により感じる。

自分で歩けるようになってきたら、お母さんと手をつないで歩く。

音楽は途中で止まることもあります。
止まった音楽は、また始まります。

いつ始まるのかな??
ワクワクした気持ちで子どもたちは待っていてくれます。

そして、期待した通りにまた音楽は始まります。

こうして、子どもたちは楽しみながら「ビートを感じながら歩く」を経験し、

音楽の土台となるものを身につけていきます。

歩くこと一つをとっても、目的があってそれをいかに楽しみながら
体験できるかどうか?
講師はいつも考えながらレッスンを進めています。

が、

頭でわかっているだけでは、リトミックの先生としてはダメなんですよね・・。

例えば園児さんたちにステップを学ばせるとき、
もっと前の未満児さんたちと歩く時だって、

先生は、

美しいステップ

音楽的な動き

を示さなくてはいけないのです。

なぜならば、子どもたちは素直に先生の真似っこをするからです。

学んでいる最中の子どもたちは、先生と同じようには
ステップをふむことはできないかもしれません。

でも、子どもたちにとっては、

「先生と同じようにステップしている」

と思っているそうです。

初めはできなくても、経験を通してできるようになっていきます。

でも、そのできたものはやはり先生の真似っこなのです。

お手本はいつも、美しくありましょう。
それは、ステップだけれなく、クラップなど他のものについてもいえる事ですね。

今回の研修の一番の肝の部分でした。

きゅっと身が引き締まりました。

でも、ゆうこ先生のピアノはやっぱりいつ聞いても素敵だし、
毎度の先生の大好きなアーティストさんネタで大爆笑もさせていただいたり
ご一緒いただいている講師の先生たちと和気あいあいとした

楽しい研修でした。

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