先生の学び MMGs編②

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

前回に続きミュージックマインドゲームズ研修についてお話しします。

学びには

手段と目的があります。

どんな風に学ぶのか、これが教授法とか勉強法とか
先生の指導方法になりますね。

では、その方法論を使って学んだときいったいどんなことが
出来るようになるのか?

指導者はこの明確な目的をもって指導することが
求められます。

大切なのは、それを使ってどう導いていくのか?
目的がきちんと達成できているのか?

これが教師の一番のキモで、一番難しく悩ましい所であると思います。

前回もお話したように、今いろんな教授法が世の中には
あふれていますが、どれでもきっと正解なのです。

素晴らしい教授法はたくさんあるけれど、
「わたし」がそれを使った時にきちんと子どもたちに
目的通りの成果が出せるのか?

つい、素晴らしいものと聞くと飛びついてしまいますが、
ここをきちんと押さえて、指導していかなければ
何を使ったとしてもダメなんですよね・・

あ、自分で書いていてぐさっと刺さっています(笑)

MMGsにおいては、この目的が達成されているのか?
が明快にわかるように出来ているメソッドだと思います。

それは、

楽しく、ゲームがゲームとして成り立っていけば
そのゲームの目的は達成されている。

とわかるのです。

子どもたちがきちんと理解していなければ、そのゲームは成り立たないし
ただわかっていないならばその子がわかりやすい言葉を
使って、説明をすべきだし、
もしかしたらそのゲームはまだ学ぶには前の段階から進むには
時期尚早である。

という事なのです。

ただ、カリキュラム通り進めていれば時期尚早という事も
起こらないようにできているところが
MMGsのすごい所だなぁ~

と思うのです。

また、各項目別の目的を達成することだけが
ゲームを行う目的ではないところが

さらに素晴らしい所なのです。

ミュージックマインドゲームズにはとても大切な

『コーナーストーン」というものがあります。

直訳すると『石礎』

理念、基本となる考え、方針、指針という意味かな。と私はとらえています。

「生徒の為のコーナーストーン」と「教師・保護者の為のコーナーストーン」
の2つがあり、それぞれの項目が対応しています。

「コーナーストーン」には16つの項目があります。

ひとつ挙げてみると、

生徒
生徒

私はすばらしいし、なんでも学べます

教師
教師

自分の持つ知識や経験だけで判断せずに、どの生徒も優秀で、

なんでも習得できると信じましょう

とあります。

どのゲームも、それを行っている「今」この時に
一体どんなことが子どもたちの内面では起きているのか?
教師は子どもたちのどんな面を伸ばしていこうと意識しているのか?

常に頭の中に留めながら行いましょうという事が
MMGsの学びの一番初めにあるのです。

研修の中でも、今、このコーナーストーンのことが起きているなぁ~
と感じたら発表する場面もあります。

大切な事は読んで終わりではなく、その時その時に使ってすすめている
所もとても素晴らしい所でした。


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