ツッコミ満載のソルフェージュ・スタート!

こんにちは!豊山町、西尾市にあるおうか音楽教室のすずきともこです。

ピアノクラスも新年度が始まりました!
今年度よりコロナ禍でずっと保留状態だった
ソルフェージュをレッスンの前後の生徒さん同士で始めました。

ピアノ・アドベンチャーのテキストを進めている子が殆どの当教室。
基本的にテキストには弾くだけでなく、ソルフェージュの要素も
要所要所にちりばめられています。
なので、全くソルフェージュができていないというわけではないのです。

聴音やリズム打ち、読譜、初見、即興、音楽理論。
もちろん歌うことも。

いろいろな要素が満遍なく入っているので、
どれもみんな経験はあるのですが

一度やっただけでは定着しません。
何度も繰り返し行いながら少しずつレベルも上げていく必要があります。

テキストはきちんと何度も繰り返し大事な要素を学べるようにできているのですが、
進む頻度は個人差もあり、一つの要素をやった後に
またテキストで出てくるまでの間が空いてしまうこともあります。

講師の私の反省するべき点ではあるのですが、

継続的に定期的に基礎となるソルフェージュは積み上げていく必要が
有ります。

それは、ピアノを習う、音楽を学ぶ上ですべての所につながります。

読譜がきちんとできていれば、初見も早くなるし、
新しい曲をお家で練習するときにも「わからない!」が
少なくなります。

そのためには、音符の位置とドレミが素早く正しく読み取る必要があります。
それが、できるだけ簡単に、易しくできるようになるためには
曲を弾くだけではなく、様々なアプローチからの
エクササイズを行うことが効果的です。

リズムもそうです。

難しいリズムや、新しく出てきたリズムなどは
まず教室で練習してからお家での宿題にしています。

ですが、もう何度も出てきてわかっていると思っているリズムでも
初動で間違ったまま練習してきてしまうことがあります。
そうなるとレッスンではまず訂正するところから始まってしまう。

一度作り上げてきたものを直すというのは
子どもたちにとってもとても負担が大きい作業です。

できれば間違えずに正しいものを最初から身につけてほしいです。

楽譜に書かれた音楽の様々な要素をきちんと正しく、
感じて表現できるようにするためには
もっとそれに特化した時間が必要だと思いつつも
30分の短いレッスン時間の中でできる事をやっていこうと、
何とか試行錯誤していました。

もちろん、これからも取り組んでいる曲の中でもいろんな要素は
学びますが、

コロナ禍の環境も徐々に緩和されてきた今しかない!と思い、
前後のお友だちが準備している間や、一緒に始めることにしました。

初回だった月曜日。

今日は聴音から始めました。

が、まさかの事態。

先生「じゃあまずト音記号書いてね~」

生徒「え?ト音記号??」

先生「え?ト音記号、前にも書いたことあるよね??」

生徒「・・・忘れた!こんなんだっけ??」

ここに載せるの、ピアノの先生としてどうなんだろうと思いました。

確かに、みんな一度は絶対に書いてはきました。
ジェットコースターになぞらえて、説明しています。
音符も書いたり、練習していた短い曲を記譜させたりもしています。
(でも、よく考えたら最近はト音記号、ヘ音記号は私がササっと書いて
音符だけ書いてもらうことが多かった・・!)

でも、継続ができてなかった!!

たまーにしかやっていないことだから、やっぱり忘れちゃうんですよね・・。

こんなやり取りが、一人だけじゃなくて複数名から出てきてしまって。

もう、本当に大反省です。
こんなことが以後ないように、絶対に忘れないように
恥を忍んでここに書くことにしました。

忘れてても、大丈夫!
今また書けたから!

そして、今度は絶対に忘れないように毎週なにかしら
書いて読んで歌って弾いて。

いろんなエクササイズでみんなの音楽力を伸ばしていきたいと思います。

最後に、

そのト音記号を忘れてたY君。

最近学びたてほやほやの高田先生のエクササイズにチャレンジ!

聴音でソとレを聴いて書きました。
そして先生の伴奏で書いたものを歌いました。

伴奏はソとレに合ういろんな和音を使って。

歌った後、

「一つの音を歌っているだけなのに、
なんだかすごい素敵なものを歌っている感じになってるね~~。
なんだか僕、今日は一つのフェーズを上がった感じがするよ!」

いつも語録が素敵な彼が、
また先生が嬉しくなっちゃうことを言ってくれました。

はい、

みんなで素敵な音楽の階段を楽しみながら登っていきましょうね!!

へっぽこ先生も、そのためにいろんな方向から学んで、
みんなに還元していきますよ!


コメント

タイトルとURLをコピーしました