読譜強化月間

こんにちは、豊山町にあるピアノとリトミックのおうか音楽教室 すずきともこです。

オンラインレッスンに切り替えると決めた先週、
生徒さんたちにその連絡をするのと合わせて、
西尾教室では2月を読譜強化月間とする事に決めました。

普段のレッスンではコロナ禍ということもあって、
前後の生徒さんと行き合わないようにしていることもあり、
レッスンは1人きっちり30分。

本来なら前後の生徒さんのレッスンで待っている間にソルフェージュもしっかり
やって行きたいのですがそれが叶わないので、レッスン時間に少しずつ
進めています。

進める内容も個人差があったり、やれたりやれなかったり。

もちろん先生の力量不足が招いていることなんですが、
ピアノには、弾く以外にも学ぶこと、大切なことがたくさんあります。
ピアノは楽器の一つで、ピアノを学ぶという事はピアノも含めて音楽を学ぶという事です。

ピアノを使って、音楽を学び体験し、自分の音楽を作っていけたら嬉しいですよね。

そのためには必要なのは指がたくさん動いて音を鳴らす事だけではありません。
もちろん、テクニックはとても大切です。
きちんと指や体(ここ大事!指だけではありませんよ~)が思うように動かないと
自分の思い描く音は出せません。

当教室でメインで使っている教材「ピアノアドベンチャー シリーズ」では
このテキストを作られたフェイバー夫妻のとても素晴らしい理念に基づいています。

それは、「ACE」と呼ばれる3本柱です。

A・・Analyaze(アナライズ)分析する
C・・Create(クリエイト) 創造する
E・・Express(エクスプレス)表現する

こうやってかくと、とても難しいことのように思えるかもしれませんが、
この3つは、ピアノを始めたばかりの子どもたちにもできることです。

今日の曲はどんな曲かな?
テキストに書かれている絵や、題名からどんな曲なんだろうと先生とお話します。
そして、どんな音で始まっているのかな?
どんな♩が出てくる?
最初に出番が来るのは右手?左手?

楽譜の中からこれらのことを読み取ります。
これも立派な「分析」です。

もう少し進むと、
「同じ」と「違う」をいろいろ探します。
どんな「同じ」かな?リズムが同じ?同じ音?同じように上がってる?

様々なことを弾く前にしっかり確認すると、弾くことがとても楽になります。
良くたとえるのは、楽譜は「目的地までの地図」と似ているということです。

知らない場所まで地図を見て行く時、まず出発する前に
目印になる建物や、場所、どっちに方向に行くのかなど、いろんな情報を確認
することは大事ですよね。
やみくもにただ歩いて、「そこで左に曲がる!」
言われるままに歩いても、いったい自分がどこを歩いていて
どこに向かっているかなんて、さっぱりわからないままです。

ここをまっすぐ行けばもうすぐ本屋さんがある、そこを曲がって、
次に見えたお花屋さん角を左折。するとだんだんカーブしている道に出て・・・
そんな風にわかっていればとても安心して落ち着いて目的地まで付けますね。
そして、その歩いている途中も楽しめるかもしれません。

そして、しっかり「分析」をして弾けると心に余裕もできます。
そこで「表現」にも意識が行きます。
分析の中でも行いますが、
ダイナミクス(強弱記号)などの確認です。

この曲はフォルテで始まっているね。

なので、強く弾き始めましょう!

ではありません!!

どうしてフォルテなのかな?そして、その後どうなるのかな?
その意味を考えます。
それは、曲のタイトルだったり、歌詞があれば歌の内容だったり、
全くヒントがないことだってあります。
でも、どちらにしても、自分だったらどう弾きたいのか、
どんなシチュエーションなのかを考えます。

強く!ではなく元気に!かもしれないです。

でも、それは自分できちんと分析していないと「フォルテ」をどう弾
くのかは決まらないですよね。

分析した結果を踏まえて表現をする。

そうして、曲が「その子の曲」となるのではないかなと思います。
「創造」にもつながりますね。
(でも、この「創造」はアドベンチャーのキモで、ここで簡単には済ませられません)

そして、同じ曲でもみんな同じではありません。

みんな一人一人考えて、自分の思ったものを表現すること。
これからの時代には本当に必要で大切なことだと思います。

ピアノを通して音楽を学ぶ。

それは、自分らしく輝ける場でもあり、自分の価値がわかることでもあります。
自立を促し、自分も、他人もを認めてあげることでもあります。

「読譜」からずいぶん脱線してしまいました(汗)

いえ、実はその大事な入口の話でもあるので、全く横道ではないのですが。

「分析」についてはどの生徒さんも、結構最初からじっくりレッスンの中で
行っています。
ピアノを弾く以外のことになるので、先生とただおしゃべりをしているだけ感も
あるのですが、実は大切なことでもあるのです。

ただ、音の並んでいるままに弾くだけなら機械でもできますしね。
(あ、また脱線しそう。。戻そう)

現在、導入期をちょっと抜けかかっている生徒さんが結構増えてきたのですが、
そうなると、音数も増えるし、音の高低もあっちこちに飛びます。

そうなってきた今、基本の「読譜」が結構怪しいかも、、という心配が
出てきたのです。

ぱっとすぐに次がなんの音なのかわかることは、分析するスピードも早めますし、
弾くことが格段に楽になります。

そんなわけで、表現につながる「分析」には力を入れていた私ですが、
基本の基本に落とし穴があるのでは、、と今回のコロナ6波のなか
みんなの読譜力の強化、できている子には再確認をする機会とすることにしました。

もちろん、目的は一つではありません。
それを踏まえてさらにレベルアップを図ってもらえることも入れつつ、
楽しくみんなとやり取りをしています。

YouTubeに説明動画を生徒さん限定で配信して、それを視聴したうえで
5線に書いてもらい、画像としてメールで提出してもらっています。

送ってもらったものをこちらで添削し、丸を付けお返しする。
ちょっとコメントを書いたり、色を変えたり、、、
デジタルだからと遊び心もプラスして。

そして、直接会えなくても、オンラインで顔をみて、
メールのやり取りで保護者のみなさまと近況をお話しすることもできます。
普段宿題は先生と生徒のみんなとの間でのやり取りですが、
頑張っていることがお母さまにも伝わるようです。

近くにいけない今こそ、心は近くに寄り添って前に進んでいきたいですね❤

次回は、意外なオンラインだからこその効果!についてお話していきたいです。

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